今週のゲームニュースを振り返る:2018年8月4週目
◆モンスターハンター:ワールドが1000万本突破!
今週のニュースといいつつ、前回のニュースからしっかり一ヶ月空いてしまいましたが、久しぶりに家庭用ゲームに良いニュースが舞い込んで来ました。
タイトルにもあるようにモンハンが累計販売本数1000万本を突破!!
どうやらカプコン史上初のようで、長年の「悲願」が達成されたという記事が
ゲームニュース界隈で書かれています。
ここで、2018年6月時点でカプコンから販売されているミリオンセラータイトルを列挙してみましょう。
- バイオハザード5(740万本)
- バイオハザード6(720万本)
- ストーリーファイターⅡ(630万本)
- バイオハザード7レジデントイービル(540万本)
- バイオハザード2(496万本)
ということで、世界的ヒットと言われているバイオハザードシリーズも成し遂げることが出来なかった1000万本という数字がいかに驚異的であるかがわかります。
これは海外で人気と言われるファイナルファンタジーやメタルギアソリッドも達成できなかったことです。
メーカーの枠を広げて見ても、ここ2〜3年、日本の家庭用ゲームの中で1000万本突破したゲームは以下の通り。
2015年
該当ゲームなし
2016年
ポケットモンスターサン・ムーン(1612万本)
2017年
マリオカート8デラックス(1035万本)
ゼルダの伝説ブレス オブ ザ ワイルド(1082万本)
スーパーマリオオデッセイ(1117万本)
ほぼほぼ任天堂のゲーム1強。(ポケモンはゲームフリークだけど)
もっと言うと10年遡っても1000万本クラスの販売本数を出しているのは任天堂のみ…。
そんな中、SONYや任天堂のようなファーストではなくサードパーティとして1000万本を販売したモンスターハンター:ワールドは何度も繰り返すようだけど本当に凄い。
ここまで売れた理由について
・世界同時発売(多言語に対応した)
・FPSジャンルが飽和する中、剣とハンマーでモンスターと戦うゲーム性が評価された
・フルHDで遊べるモンハンをファンが熱望していた
など、様々なメディアで考察されていますが、やはり開発チームがこれまでモンハンを徹底的に見直し、ストレスフリーでカジュアルに楽しめるようにゲームを再構築し、なおかつ、より世界に没入できるように冒険の舞台となるフィールドに説得力のある生態系を築いたことが大きかったんじゃないかと思います。狩りの対象なるモンスターだけでなく、小動物や草木といった環境の作り込みが素晴らしかった。
先日、中国でモンスターハンター:ワールドの配信中止という悲報があったばかりですがこの快進撃はどこまで続くのか非常に楽しみです。